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初期設定とメモリの話

- 白金台パソコンスクール. -

 パソコンを新しく購入されたので、データ引越しを含む初期設定です。

 今回のお客様は「windows8が出たて!」ということで、7のマシンを購入されました。意外にも「スタートボタンがない!」の他にあまり悪い話は聞きませんが、まぁ、vistaの件もありますし、賢明なご判断かと思います。

 さて、早速作業に入ります。インターネットは無線で接続しておりますが、暗号化方式が「wpa」。悪くはないですが、一応「wpa2」にして、セキュリティを強化します。ご自宅が都会のまさにど真ん中なので、用心に越したことはありません。

 今回もお客様も、古いPCがvista出たての頃のPCで、電源設定が悪く、何もかもが遅い!

コントロールパネル→電源設定→高パフォーマンス

それなりに早くなりましたが、このPC、vistaなのにメモリが1GB!余裕はありません。余談ですが、よく「HD内のデータが増えれば、重くなる(パフォーマンスが落ちる)」と思われている方が多いようですが、基本的には、関係ありません。どちらかと言うと、メモリです。

・ハードディスクは、データを溜めておくところ。机で例えれば引き出しです。
・メモリは、机の上。実際に作業するところです。

引き出し(ハードディスク)の中身が増えても作業には関係ありませんが、机の上(メモリ)が一杯になると、作業がはかどりません。簡単に言うと、こういうことになります。

 おそらく、この情報が広まった原因は、なにかのソフトをインストールした後、パフォーマンスが激落ちしたために広まったのではないかと思います。まぁ、ある意味正しいのですが、原因はHDの容量が減ったためではなく、常駐して「メモリ内で動き続けている」からです。典型的なのは、ノートンなどのウィルス対策ソフトです。

 ですから、こういったものを止めてしまえばパフォーマンスは上がります。しかし、ウィルス対策ソフトの場合、止めるわけにはいかず、チューニングをして対処することになります。

 そういうわけで、今回もチューニングを施し、データを引越し、作業を終えました、、、と言いたいとこですが、データのコピーが予想以上にかかり、後日、再度訪問することになりました(-_-;)

2012年11月26日

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